バレンタインデーである。
母はチョコレートに目がない。
夏が過ぎ、だんだん涼しくなってくると、新製品のチョコレートが店頭に並び、母はその誘惑に勝てずについつい手を伸ばすこととなる。
毎日一粒以上口にしないと、なんだか物足りないような気がしてしまう。
完璧なチョコレートホリック。
そんな母であるが、自分だけしっかりチョコレートを堪能しているくせに、みっちゅには今まで食べさせたことがなかった。
だってチョコレートやキャラメルや飴など、長時間口の中に留まってしまう甘い食べ物は、虫歯の危険因子だって言うから。
替わりに、アイスクリームなどは比較的すぐ溶けてなくなるので、実は虫歯になりにくいとのこと。
一度チョコの味を覚えて、毎日欲しがったら大変!と、母はみっちゅに隠れてこっそりチョコを味わっていた。
そんなわけで、チョコレート未経験だったみっちゅ。
しかし、昨日ついにチョコレートデビューを果たしたのだ。
バレンタインだから、ということで、母の実家担当のヤクルト屋さんが、子供一人につき一つずつチョコレートをプレゼントしてくれた。
母的には固形のチョコは食べさせたことがなかったので、みっちゅの分はいらないかな~と思いきや、ゆりぃが食べているのを見て僕も食べたいと主張。
中に細かいナッツやらライスパフやら入っている、スティッチのイラストの入ったキラキラ包装紙に包まれたチョコレートバー。
しょうがないので、一かけらを更に6等分にナイフで切って、渡してみることにした。
まず、恐る恐る一番小さいのを口に入れる。
しばし警戒しつつ口をもぐもぐ。
……何コレ、超うまいじゃん!!と気づく。
その後はものすごいスピードで平らげてしまった。
みっちゅは『こんなんまいもんがこの世にあったのか!!』という勢いで目を丸くしながら食べていた。
相当気に入ったのね。
さすが、母の息子。
チョコレートの魅力にはかなわなかった様子だ。
今日はバレンタインデーなので、もういちどチョコレートを食べさせてあげようと思っている。
ちなみに父の分は、自宅の食器棚の中に仕込んできましたよ。
父が喜んでくれているとよいのだけど。
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