レアケースだったのか散々待たされ、1時間以上経ってようやく事足りた。
みっちゅは当然待ちくたびれた様子だったので、
待っている間駅員さんのご好意で事務室の中(冷房が効いてる!)に入れていただいた。
そこはみっちゅにとってはパラダイス!!
液晶モニターには改札やホーム、券売機の様子が映し出され、
隣の机には構内アナウンス用のマイクが置かれている。
すぐ目の前には乗り越し精算機の裏側部分(これには母も釘付け!)がお目見えしていた。
窓口の外からは絶対に拝めない様々な機器を目にし、みっちゅは興奮状態。
当然、『あれに触りたい~。だめならこっちじゃ~。』と暴れる。
母は必死に『これは駅を使うお客さんにお話するために使うもので、とっても大事だからみっちゅがいじったりしちゃいけないよ』とか、
『ほーらクルクル~(借りた丸椅子でぐるぐる回る)』などと言い気を紛らそうとした。
結果は成功!
みっちゅは途中で触りたがるのを諦めて眺めることにしたらしく、おとなしく母の腕に抱かれていた。
その帰り道。
すっかり暗くなってしまい、母とみっちゅは家路を急いでいた。
さすがにみっちゅは疲れたのか足取りがおぼつかなく、
何度もけつまづいてその度に母が繋いでいる手で引き上げていた。
しかし!!
ついにやってしまった!
今日は物凄く暑く、、母もみっちゅも汗だくだった。
再びみっちゅがつまづいて前につんのめった時、母がみっちゅと繋いだ手をむんずと握ろうとした瞬間…
ツルッッ!!
汗で滑って手が離れてしまい、みっちゅはそのまま地面へと倒れていった…しかも結構な勢いで。母はスローモーションのように道路に倒れていくみっちゅをただ眺めるしかできなかった。
一瞬の沈黙の後、10倍鬼瓦!ってかんじの顔で泣き出してしまうみっちゅ。周囲の人も振り返る振り返る!!
それゆえ残り1キロ位の道のりを、母は11キロのみっちゅを抱っこして帰る羽目になった。勿論密着するのでかなり暑く、母は力士級に大汗をかきながら歩いたのだった。
幸い傷ができることもなく、帰宅したらケロッとしていたので一安心。しっとりしてることがこんな被害をもたらすとは、想定外だった。
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