2009年9月4日

過酷な仕事

タイトルからすると、父の仕事のことのようだが、今日は母の家事のお話。
あ、もちろん父の仕事も相変わらず過酷です(本当に辛そうで、いつぶっ倒れるんじゃないかと本気で心配)。

新しい家に引っ越してきて、母のやらなくてはいけない仕事がいろいろと増えた。
部屋が増え、広くなったので、掃除にも時間がかかるし、明るい白木のフローリングは埃が目立つので、掃除機かけもこまめにしないといけない。
そして何より、外回りの掃除。
草むしり、掃き掃除などなど。

で、この時期になり、母の頭を悩ますもの…それは!!!


セミ。


そこかしこでうるさく鳴きまくっているセミクンたち、よりによって人の家の玄関先で力尽きやがるのだ。

先日の朝、みっちゅの幼稚園へ送っていく時間に、玄関のタイル部分に一匹のセミがあおむけに横たわっていた。
『あっ!おかあさん、なんか虫がしんでるね~』とみっちゅ。
うっかり飛んで行ってくれやしないかと期待した母、気付いてはいたものの放置してみた。

午後、みっちゅが帰宅した時にもセミは同じ位置にいた。
『あれ!まだここにいるね~。』

はるぅが眠っていたので、母はシメシメ、と庭の草むしりに出る。
で、さすがに蝉の死骸を放置しておくのも気分が悪いので、意を決して処分することにした。
と言っても、素手ではつかめないし、なるべく近づきたくないので、外用のチリトリに箒で乗せて、敷地の外の遊歩道(ここなら草がいっぱいなので、無事に自然に帰ってくれる♪)へと落とす作戦だ。
みっちゅの応援の下、母は気合を入れつつへっぴり腰で箒を使い、セミをつついた。
すると!!

じじっ、じじじっ…(羽をばたばたさせてもがいている)

まだ生きてるし!!!!!!
母は全身に鳥肌を立たせながら『ひぃぃぃぃっ!』と後退。
みっちゅは心配そうに母を覗き込む。
やめたやめた、ここはひとまずこのままにしておこっと。

しかし問題はまだ解決しない。
エコキュート室外機の下部分にも一匹落ちていたのだ。
こいつは完全に力尽きていたため、母の作戦どおりに処分できた。
一匹駆除完了(笑)。

まだいるぞ。
駐車場入り口のスロープ部分にも一匹。
しかもこやつも虫の息ながらも生きてやがるし!!!
母の箒から逃れようと、車道へと必死に移動するセミくん。

みっちゅは『ふぅっふぅっ!ってすると、もう一回動くんだよ!大丈夫だよ。』と言って、一生懸命セミに息を吹きかけていた。
そこにご近所のおばあちゃま登場。
みっちゅ家があるのは古くからの住宅街なので、ご近所さんは年配の方が多い。
よって、みっちゅのような可愛い(親バカ)ちびっこを発見すると、『あらあらあら~こんにちは~』とよって来るのだ。
で、『ぼく、かわいいわね~』とみっちゅの方へと一歩踏み出す。
みっちゅはまだ必死に蝉に息を吹きかけている最中。

……あああっっ!!!!!!!!!!!!

『ぐしゃっ(ジジジッッ)!!』
おばあちゃん、セミの上にジャストオ~ン!!!!
しかも全く気付かずにみっちゅに話しかけ続ける。
みっちゅは、目を丸くして、無残にも踏みつけられているセミくんに釘付け!
『ぼく、何歳?』
『(目線はセミから外さず)…さ、さんさい。』
『そぉ。幼稚園いってるの?』
『(まだセミを見てる)うん、○○幼稚園…』
『いいわね~、うちの孫は全員女の子でね~…(以下略)』

結局みっちゅはおばあちゃんが立ち去るまで、セミから目線を外さなかった。

で、おばあちゃんがいなくなると、母に向かって小さい声で『セミ……しんじゃったねぇ』と。
せ、切ない。
こうして無事に(!?)自然に返す大作戦を実行することができましたとさ。


ちなみにひとまず放っておいた玄関先のセミは、翌朝になってみると姿を消していた。
『あっ、おかあさん、セミいなくなったね!!どこかに飛んで行ったんだね!』と喜ぶみっちゅ。
いや~、カラスか何かに食べられたんでしょ、と思いつつ、そうだね~と相槌を打つ。

自然の世界は厳しいわ~。

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